講師
私は30年間、命の現場に関わってきました。
臨床工学技士という、院内での生命維持管理装置の操作、医師の指示のもとで患者さんへの治療、オペ室や集中治療室、透析室など特殊な分野での関りになります。
コロナの関係で話題になっていた、呼吸器やエクモの操作に関わっている技士と言えば、少しはイメージしてもらえるかと思います。
400床の総合病院で20年、200床の病院で10年
その間に、看護学校での臨時講師を8年、新設のクリニック立ち上げや、部門の立ち上げ、スタッフの採用、育成、スタッフへのカウンセリングやコーチング、患者さんへの心のケアにも関わってきました。
今のカウンセリングやコーチングの仕事を始める切っ掛けになった始まりは、当時スタッフへの心のケアをする過程で、SOC(ストレス対処能力)を使って数値化する指標について、大学の教授から学ぶ機会があり、SOCで実際の数値化、離職率、体感を踏まえての学会発表もしていました。
ただ当時はスタッフの状況を把握しても、そこからは独学や、経験、感覚的な対応がメインで、良くも悪くも経験値的な部分が多かったのと、その時の自分の状況に左右され、相対的な見方をしている事もあり、主観で物事を捉えての対応がメインになっていました。
時には相手を汲み取れてない状況での対応なので、間違った反応をしている場合もありましたが、深く追求する時間も無いままに過ぎていました。
そんな状況下、私自身が人生の岐路に立つ、大きな決断を迫られていました。
日々大きな悩みと向き合いながらの仕事で疲弊していく中、たまたま遊びに来ていた友達から山に誘われたんです。
当時、私の山への知識と言えば「虫は多いし、わざわざ遭難しに行く気が知れない」と、気乗りしない反面、少しでも身体を動かした方がスッキリするかと思い、山に行く事に。
当日の山を前に登りだす時も、悩みや問題を抱えながら、豊かな自然に目を向ける事も無く登りだしましたが、運動不足の身体にはこたえました。
近所の低い山ぐらいならと甘く考えていましたが、ずっと階段を登るような状況にすぐ息が上がり「何が楽しいのか理解できない」と思いながら、山頂はまだか、今は山のどの辺りでまできたのか?と
気が付けば山の事しか考えて無かったんです。
疲労困憊で、やっと山頂に辿り着いて見た景色、達成感、妙に頭の中がスッキリした感覚。その景色を見て飲んだ珈琲は、最高に美味かったんです。
そこからは、もっと高い山、もっと色んな景色を見たい!
登山に目覚めた切掛けでもあり、自分を整える切掛けにもなりました。
その経験を周囲に話している時に、何となくではなく、ロジックがある事を伝える過程で、NLPを知って、身体と脳と心に及ぼす影響を知る切掛けにもなりました。
なので、「登って話せるNLPトレーナー」なんです。
NLPを知るまでにも、心理学を学ぶつもりで学校説明会を聞き、本やYoutubeで気になる方のセミナーを聞きに行っていましたが、実際に話を聞くと違和感を感じる事が多く、なかなか一歩を踏み出せない状況でした。
そんな中で「誰かがどうにかしてくれるのではなく、どうすれば自分で自分を整えられるかを知る事ができ、自分にも、変わりたいと思ってる方にも活用できます。」と話をされている講師の方がいて、まさに探してたのはこれだと直感し、学びだしたのがNLPです。
その時に話されていた講師の方は、日本ハイブリッドNLP協会の高井先生でした。
NLPの要約を「自分をご機嫌にする」と説明しているのも、ここからです。
山とNLPと命の現場での経験、スタッフの育成に関わり、自分自身の葛藤を踏まえての
「登って話せるNLPトレーナー」です。
【HP立ち上げの目的】
昔の悩んでいた自分へアドバイスをするつもりで
同じように悩んでいる人達へのサポートを目的に立ち上げました。
悩みの多くは自分と周囲との関係性であり
自分をわかってもらえない、相手の言動にふりまわされる
スレ違いや誤解から生じる事も多いです。
自分を整えられるのは特別な何かではなく、日常から。
今とは違う自分、周囲に振り回されない自分になるための1歩をサポートさせて頂きます。